はじめての自作キーボードの費用のふりかえり

はじめての自作キーボードの費用のふりかえり

2020-12-25
journal

この記事は キーボード #2 Advent Calendar 2020の25日目の記事です。昨日はyouon_epさんの「 今年届いたカスタムキーボード」でした。普段目にすることのないキーボードの数々を見ることができますよ。

はじめに

9月頃に参加したWeb開発者向けミートアップで、登壇者が自作キーボードについて話されているのを聞き、興味が湧いたので私も作ってみました。作るといっても、今は先人たちが試行錯誤した成果が自作キーボードキットやパーツとして販売されておりまして、それを組み立てたというものになります。

組み立てるのは楽しいものなのですが、気の向くままに色々購入した結果、興味が湧いたにしてはとんでもない出費になってしまいました。そこでこの記事では、同じように組み立ててみようと思い立った方に向けて、私の費用のふりかえりを紹介させていただこうと思います。

費用

meishi2、ErgoDash、Let’s Splitの3個を組み立てました。
総額はなんと ¥80,729

内訳は次のとおり。

meishi2

meishi2 keyboard ビルドガイド

品物価格
meishi2 キット3,157
工作スペース利用料500

ErgoDash

ErgoDashについて

品物価格
ErgoDash キット14,300
工作スペース利用料2,000
スタビライザ * 2440
スペーサ * 16770
キーキャップ 2U * 2660
キースイッチ Gateron silent clear3,806
キーキャップセット6,150
キーキャップ 1U XDA * 313,260
キーキャップ 2U XDA * 41,059
ホットスワップ用ソケット6,377
BLE Micro Pro * 2, LPME-IO * 2, 電池基板 * 212,800
セメダイン ハイスーパー5 P-6g289
マスキングテープ289

Let’s Split

An Overly Verbose Guide to Building a Let’s Split Keyboard

品物価格
Let’s Split キット7,300
キースイッチ Gateron slient Brown3,625
キーキャップセット3,956
ホットスワップ用ソケット8,023
スプリングピン * 4968
工作スペース1,000

ふりかえり 

良かった点

  • はんだコテ買わなかった
  • 大きな失敗なく組み上がった

悪かった点

  • キットやスイッチは落ち着いて選ぶ
  • 使わないものを買いすぎた
  • レンタル工作スペースを利用するときはできるだけ準備していく
  • 部品をつかえるかどうかはちゃんと確認する

それぞれ内容は次のとおりです。

はんだコテ買わなかった

はんだコテを買おうかどうか迷ったのですが結局買いませんでした。自宅にモノを増やしたくないことが理由なのですが、結果的に節約に繋がりました。

  • はんだコテセット:¥15,000
  • 工作スペース利用料合計:¥3,500

遊舎工房さんの工作スペースを利用させていただき、そこのサービスレベルが非常に高く助けられました。

はんだコテをお持ちでない方は、近くに工作スペースサービスが無いか確認することをオススメします。

大きな失敗なく組み上がった

電子工作は得意でもなく不得意でもないのですが、それぞれ失敗なく組み上がりました。失敗すると追加で部品を購入する必要が出てくる場合もあり出費が増えますが、そういうことがなかったので良かったです。

キットやスイッチは慎重に選べばよかった

もうこれにつきます。 

とりあえず1台作ってみようと思い立ち、利用シーンを検討せず勢いでErgoDashを購入しました。そしてErgoDashを組み立てる前にまずは練習だ!と meishi2 を購入。しかしいずれも今は使っておらず、そもそも必要なかったように思います。

meishi2
まずは自作キーボード組立の練習として購入したけど、作った経験が活きることはなかった。
ErgoDash
レイアウトに少し違和感あるけどそのうち慣れるだろうと思ったが、やっぱり馴染めない。直感大事。
Gateron silent clearキースイッチ
何これ、すごい軽いらしい、面白そう、使っていれば慣れるだろうと試し打ちしないまま購入。結果、タイプミスだらけ馴染めない。

とりあえず1台っていうのもワクワクしますが、少し落ち着いて吟味しておけば不要な出費を防げたように思います。自作キーボードのキットは在庫数がたくさんあるわけでもなく、本当に求めてらっしゃる方に届かないのも悲しいですよね。

しっかり使い込んでいきたい方は、はやる気持ちを抑えてゆっくりとキットやスイッチ選びを楽しまれることをオススメします。

使わないものを買いすぎた

例えば、

BLE Micro Pro, LPME-IO, 電池基板
ErgoDashをBluetooth無線化するのに使える部品。在庫が復活したのでとりあえず2個購入したけど、使ってない。
キーキャップ 2U XDA * 4、スタビライザ * 2
ErgoDashの親指箇所が2Uキーなので購入したけど、使わなかった。
キーキャップ 1U XDA * 31
キーの色変えてみたらカッコいいだろうと思って色々購入したけど、使わなかった。

初心者は最初のうちは、都度必要なものだけを購入するようにしたほうがよさそうです。

レンタル工作スペースを利用するときはできるだけ準備をしていく

工作スペースでErgoDashを組み立てる時、ホットスワップ用のソケットを差し込む作業をしておりました。マスキングテープを貼る時間含めると1時間ぐらいかかったように思います。 この作業って自宅でもできるんですよね。

できる作業は事前にしておき、工作スペースではそこでしかできない作業をしたほうが有効活用できます。

そのキットで部品を使えるかどうかはちゃんと確認する

Let’s Splitを組み立てた時の話です。

Pro Microを基板にはんだ付けすると、UBSコネクタがもげたときの修理が大変なので、スプリングピンを使おうと考えました。事前にWebで調べていて特に情報がなかったのですが、まあ大丈夫だろうと購入した結果、失敗でした。スプリングピン4個購入した後にやるぞ!と差し込んでスカスカとなったときに気づきました。まずは1個買って試してた後に残りを購入すればよかったんですよね。

キットによって使える部品と使えない部品があるので、しっかり確認して進めると無駄な出費を抑えられます。

当たり前ですけど……

理想

最初にわかれば苦労はなく、当然そう上手くはいきませんが、今利用しているLet’s Splitに必要なものだけ購入していたとすると……

総額:¥80,729

総額:¥18,881

でした。
内訳は次のとおり。特にErgoDashの費用にびっくり。

meishi2

不要な出費: ¥3,657

ErgoDash

不要な出費: ¥52,200

Let’s Split

不要な出費: ¥4,968

品物価格
ホットスワップ用ソケット約4,000(余分に注文した分)
スプリングピン4968

まとめ

落ち着いて買い物すべきでしね。総額出した時に「まじか!」と声出ました。

のんびり色々と手を出していると、ちりつもで費用かかりますということを共有でき、皆様の出費を抑えることができれば嬉しいです。

この記事は、¥80,729費やしたLet’s Splitで書かれました。